健康管理センターご案内

利用のご案内

お申し込み
  • 完全予約制となっていますので、ご希望の方は、電話でご予約下さい。
  • まったく初めてのかたはなるたけご来院にての申込みをお願いいたします。
  • 申込みいただきましたら、受診に必要な書類を送付致します。
  • 利用手続き、検査等についてご不明な点があれば、健康管理センターまでお問い 合わせ下さい。

佐野厚生総合病院 健康管理センター
電話 0283-22-5222
FAX 0283-22-8252


ご予約・お問い合わせは、9:00~16:00でお願いします。
結果報告 後日、人間ドック結果報告書を受診者本人に郵送致します。
精密検査・治療 検査の結果、異常値が発見された場合は、健診結果を持参のうえ、専門医を 受診して下さい。

ドック受診の方へ注意事項

  1. 受診に遅れそうな方へ
    ドックは完全予約制となっていますので、当日受付時間に遅れそうな場合には必ずご連絡ください。
    遅れた場合、検査を全て終了できない事がありますのでご了解ください。
  2. 胃カメラご希望の場合
    胃カメラを希望される場合は予約が必要です。受診10日前までにお申し込みください。
    お申し込み時に胃カメラの枠が埋まっていた場合には胃カメラの検査を行えない事がありますのでご了承下さい。
  3. 日程の変更を希望される方へ
    日程の変更は期日が近くなると大変難しくなります。また、ご希望に添えない場合もありますのでお早めにご連絡ください。
  4. 坑凝固剤を内服されている方へ
    人間ドックを受診される方で、胃カメラを希望し抗凝固剤を内服されている方は、主治医に検査(胃カメラ)に伴う休薬について必ずご確認ください。
    確認できましたら、ドック受診10日前までに当院健康管理センターへご連絡下さい。
    (電話0283-22-5222㈹)。
    確認が出来ない場合は、当日の胃カメラ検査が受けられない場合もありますのでご了承ください。
    自己判断で休薬しないようにして下さい。

健診コース

人間ドック健診コース

日帰りコース
42,120円(税込み)
一泊コース
65,880円(税込み)
脳ドック
37,800円(税込み)
特定保健指導

日帰りコース

標準的な検査項目で生活習慣病全体を調べます。また、腫瘍マーカーを追加することにより 各臓器に対してより精度の高いドックとなります。

検査名内     容
一般理学検査 身体計測(身長・体重・標準体重・肥満度・BMI・腹囲)視力・聴力検査
血液検査 血液型(ABO・Rh) *ドック初回者のみ
血沈 白血球数 赤血球数 血色素量 ヘマトクリット
血小板 血液像 赤血球容積 赤血球色素量 赤血球色素濃度
血清検査 RF CRP HBs抗原 HCV抗体
血清梅毒反応 RPR法 梅毒TP
呼吸器系 胸部レントゲン直接撮影(2方向・正側)
循環器系 血圧測定 心電図(12誘導)
消化器系 便潜血反応(2回法) 超音波検査(肝・胆・膵・腎・脾臓)
食道・胃・十二指腸レントゲン直接撮影または内視鏡
肝機能検査 血清総蛋白 アルブミンZTT 総ビリルビン ALP
γ-GTP CHE GOT GPT LDH
膵機能検査 HbA1c 空腹時血糖 血中アミラーゼ
腎機能検査 尿検査(比重・PH・蛋白・糖・ウロビリノーゲン・潜血・沈渣)
尿酸 BUN クレアアチニン
脂質検査 総コレステロール 中性脂肪 HDL-C LDL-C
眼科 眼底カメラ
泌尿器科 血清PSA検査(前立腺特異抗原) *男性のみ
婦人科 子宮がん検査(内診・婦人科超音波・細胞診<頸部>) *女性のみ
診断 指導 診察(生活指導等) 問診(服薬歴・喫煙歴等)
オプション検査 ・ 腫瘍マーカー
CEA(肺癌・大腸癌・胃癌など) : 1296円
CEA+CA19-9セット(大腸癌・膵臓癌など) : 1296円
CA125+CA19-9セット(卵巣癌・膵臓癌など)*女性のみ : 3348円
・ 乳がん検診(視触診・マンモグラフィー)*女性のみ : 3348円
・ 子宮体癌検査 *女性のみ : 5400円
・ ABC検査(ペプシノゲン・抗ヘリコバクターピロリ菌抗体) :4320円
*胃の検査がバリウムの方のみ 
・ ロックスインデックス : 12960円

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一泊コース

宿泊を兼ねてより詳細な検査をし、病気への予防・発見をさせていただきます。

検査名内     容
一般理学検査 身体計測(身長・体重・標準体重・肥満度・BMI・腹囲)
血液検査 血液型(ABO・Rh) *ドック初回者のみ
血沈 白血球数 赤血球数 血色素量 ヘマトクリット
血小板 血液像 赤血球容積 赤血球色素量 赤血球色素濃度
血清検査 RF CRP HBs抗原 HCV抗体 腫瘍マーカー(CEA)
血清梅毒反応 RPR法 梅毒TP
呼吸器系 胸部レントゲン直接撮影(2方向・正側) 肺機能検査
循環器系 血圧測定 心電図(12誘導)
消化器系 便潜血反応(2回法) 超音波検査(肝・胆・膵・腎・脾臓)
食道・胃・十二指腸レントゲン直接撮影または内視鏡
腹部レントゲン直接撮影
肝機能検査 血清総蛋白 アルブミンZTT(硫酸亜鉛混濁試験) 総ビリルビン ALP
γ-GTP CHE GOT GPT LDH
膵機能検査 HbA1c 糖負荷試験(空腹時・60分・120分) 血中アミラーゼ
腎機能検査 尿検査(比重・PH・蛋白・糖・ウロビリノーゲン・潜血・沈渣)
尿酸 BUN クレアアチニン
脂質検査 総コレステロール 中性脂肪 HDL-C LDL-C
口腔外科 診察
耳鼻科 診察 聴力検査
眼科 視力測定 眼底カメラ
外科 肛門 直腸検査(直腸診・直腸ファイバースコピー)
泌尿器科 血清PSA検査(前立腺特異抗原) *男性のみ
婦人科 子宮がん検査(内診・婦人科超音波・細胞診<頸部>) *女性のみ
診断 指導 診察(生活指導等・栄養指導) 問診(服薬歴・喫煙歴等)
オプション検査 ・ 腫瘍マーカー
CA19-9(膵臓癌など) : 1620円
CA125+CA19-9セット(卵巣癌・膵臓癌など)*女性のみ : 3348円
・ 乳がん検診(視触診・マンモグラフィー)*女性のみ : 3348円
・ 子宮体がん検査 *女性のみ : 5400円
・      骨密度検査 *女性のみ : 2700円
・      睡眠時無呼吸検査 : 2592円
・ ABC検査(ペプシノゲン・抗ヘリコバクターピロリ菌抗体) :4320円
*胃の検査がバリウムの方のみ 
・ ロックスインデックス : 12960円

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脳ドック

検査名内     容
一般理学検査 身体計測(身長・体重・標準体重・肥満度・BMI・腹囲)
血液検査 白血球数 赤血球数 血色素量 ヘマトクリット
血小板 赤血球容積 血色素濃度 平均血色素量 血液像
循環器系 血圧測定 心電図(12誘導)
肝機能検査 血清総蛋白 アルブミ GOT GPT LDH 総ビリルビン ALP ZTT γ-GTP
膵機能検査 HbA1c 空腹時血糖
腎機能検査 尿検査(比重・PH・蛋白・糖・ウロビリノーゲン・潜血)
クレアチニン 尿酸 尿素窒素
脂質検査 総コレステロール 中性脂肪 HDL-C LDL-C
眼科 眼底カメラ
超音波検査 頸動脈超音波検査
頭部MRI 磁気共鳴断層撮影
頭部MRA 磁気共鳴血管撮影
診断 指導 問診(服薬歴・喫煙歴等)
オプション検査 ・ 腫瘍マーカー
PSA(前立腺癌)*男性のみ : 1620円
CEA(肺癌・大腸癌・胃癌など) : 1296円
CEA+CA19-9セット(大腸癌・膵臓癌など) : 1296円
CA125+CA19-9セット(卵巣癌・膵臓癌など)*女性のみ : 3348円
・ ロックスインデックス : 12960円

特定保健指導について

当院では、集合契約A・Bと個別契約において特定保健指導を実施しております。人間ドックや脳ドック、各種検診において特定保健指導に該当された方は、「特定保健指導利用券」が発行されます。その利用券を持って特定保健指導を受診してください。

当院の場合、保健指導は原則予約制となっておりますので、お手元に特定保健指導利用券と健康保険証をご用意して電話にてご予約下さい。

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栄養科

健康的でおいしい病院食をめざして

入院患者様のなかには、当院の病院食をお召し上がりいただくと、普段の食事と比べて味が薄い、美味しくない、量が少ないと思われる方がいらっしゃるようです。恐縮ながら、そう思われる患者様の多くは、普段から塩分や脂肪分が多く、高カロリーで、あまり健康的でない食生活をされているようです。

病院食は厚生労働省の基準に従って、皆様の健康をお守りするためにバランスよく、塩分や脂肪分を控えめに、総カロリーもおさえて調理されています。さらに、健康状態や病気の治療にあわせて40種類以上に及ぶ特別食が用意され、その中から、担当医があなたに最適の食事をお選びしているのです。

調理風景2
調理風景1

病院の食事は、みなさまの健康食であることがおわかりいただけましたでしょうか。入院患者様におかれましては、どうぞ、そんな目で当院の健康食をお召し上がりいただき、できましたら、みなさまの退院後の食生活のご参考になれば幸いです。

『健康は、まず食事から!』栄養科は心を込めて入院患者様の食事のお世話をさせていただいています。みなさまの食事に関するご意見、ご質問、お問い合わせについては、どうぞ栄養科まで。

入院患者様の一日も早いご回復を心よりお祈り申し上げます。
佐野厚生総合病院  栄養科一同

構成人員

管理栄養士 8名
栄養士 1名
調理師(員) 17名(栄養士資格者3名)
(給食用特殊調理専門調理師4名)
調理員(パート) 2名
28名

(平成25年12月現在)

給食数

常食軟食濃厚
流動食
デイケアー特別食
(加算)
特別食
(非加算)
1日の給食数
336.8
(32.4%)
174.7
(16.8%)
43.2
(4.1%)
13.5
(1.3%)
314.4
(30.2%)
158.6
(15.2%)
1041.2食

(平成25年12月分)

給食業務

配膳時間 朝 8:00~
昼12:00~
夕18:00~
配膳方式 中央配膳方式コンベアーによる配膳
調理風景3
献立内容

常食・軟食・特別食(制限食)など40食種以上の病態に対応した食事の提供をしています。

○選択メニュー:常食の方を対象に、週3回(木・金・土曜日の昼食・夕食)実施しています。

○お祝膳○行事食
お祝膳
産科:退院前の夕食(火・木・土)にお出ししています。
産褥の方には夜食も提供しています。
行事食
少しでも季節を感じていただけるように、各行事に合わせた
行事食を、メッセージカードを添えてお出ししています。

栄養管理業務

1 栄養指導
個別指導
(相談室)
9:00~
10:00~
(11:00~AMIパス枠)
15:00~
入院時指導 随時
母親学級 第1水曜日

入院、外来ともに予約制

栄養指導
  • 個別指導件数(24年度)・・742名
  • 入院210名(28.4%) 外来532名(71.6%)
2 栄養管理

当院では管理栄養士をはじめとして、医師・薬剤師・看護師・臨床検査技師・その他の医療従事者が共同して栄養管理を実施しています。患者様1人1人に適切な栄養管理の目標を設定し、栄養の管理を行っています。食事に関する事(食事が摂りづらい、治療食について知りたいなど)は、管理栄養士にご相談ください。

栄養管理計画書の作成

栄養状態の評価をし、個々に適した栄養計画を作成、実施して食事を提供します。入院患者の栄養管理を行い、健康状態や栄養状態をよりよい状態へ改善し、QOL(生活の質)の向上を目的としています。

NST(栄養サポートチーム)

当院では、栄養サポートチーム(Nutrition Support Team 略してNST)と呼ばれる、いろいろな専門職(医師、看護師、管理栄養士、薬剤師、臨床検査技師、言語聴覚士、)からなるチームがあります。

NSTでは、

  • ・入院中の低栄養状態、またその可能性がある患者様
  • ・食事が食べられない患者様、
  • ・床ずれのある患者様、
  • ・経腸栄養実施の患者様

などを対象に、栄養面から主治医をサポートし、
栄養状態の維持・改善や創傷の早期治癒などの効果を目指しております。
対象の患者様には、毎週水曜日に回診を行います。

NST介入数(延べ数)
加算あり加なし総数
393件 30件 423件

 

(平成25年4月~12月現在)

厚友会

糖尿病患者さんの親睦と、治療に関する知識を深めることを目的としています。

おもな行事予定
  • ・勉強会・講演会・料理教室
  • ・協会主催ウォークラリー参加・定期総会 ほか
年会費

年間3,500円(日本糖尿病協会・栃木県糖尿病協会の負担金を含めた運営実費)

会員特典
  • ・管理栄養士による食事相談・勉強会
  • ・糖尿病、食事療法に関する講演会(年2回開催)
  •  (内分泌内科医師:1回 管理栄養士:1回)
  • ・日本糖尿病協会発行機関誌「さかえ」
  •  >>無料配布>糖尿病の解説、食事療法、最新の治療法などを掲載!!
  •  (年12冊6300円)
お問い合わせ
  • ・入会申込用紙は1階 総合受付にあります。
  • ・申込用紙記入の上、会費を添えて総合受付までお持ちください。

健康管理センター

健康管理センター長からのメッセージ

「健康で長寿」、これは誰もが願うことです。そのために必要なことは何でしょうか?
病気になってしまったら診療所や病院を受診するしかありません。手術が必要なら手術するしかありません。がんで苦しむのも嫌だし、脳卒中になって寝たきりになるのも嫌だと思います。
予防できる病気がたくさんあります。そのためには健診が必要です。健診で異常を早期に発見して、早期に治療する、これが基本です。例えば高血圧が発見されたら、塩分を極力制限し、必要な薬を投与してもらいましょう。そうすれば脳出血予防になります。糖尿病が発見されたらすぐに食事療法・運動療法の指導を受け、必要な治療を受けましょう。そうすれば脳梗塞、心筋梗塞、腎臓病、失明、がんなどの予防になります。ピロリ菌は胃がんの原因ですから、一度は検査をしていただき、もし陽性なら薬を一週間内服して治療してもらい胃がんを予防していただきたいです。もしB型肝炎ウィルスやC型肝炎ウィルスを保有している場合は専門医にかかり、現在国の補助の元に安価で治療できますから、治療を受けて肝がんを予防していただきたいと思います。
また胃内視鏡検査を毎年受けていれば早期胃がんを発見でき、開腹手術でなく内視鏡で切除可能でしょう。便潜血反応が陽性でしたら大腸内視鏡検査を受けていただき、前がん病変や早期大腸がんを切除することも可能です。
健診を積極的に受けて、健康長寿に役立てていただきたいと思います。当健康管理センターではそのためにお役に立てるようにスタッフ一同努力していく所存です。
どうぞよろしくお願いいたします。

《 健康管理センター長  関根忠一 》
  • 昭和56年新潟大学医学部卒業
  • 日本人間ドック学会認定医
  • 日本消化器病学会 専門医・指導医
  • 日本肝臓学会 専門医・指導医
  • 日本消化器内視鏡学会 専門医・指導医
  • 日本内科学会 認定医
  • 日本医師会認定産業医

検査科

臨床検査科

近年では機械での自動測定が増えてきており、検査も機械任せの部分が増えてきました。しかし、機械での測定は誤った値を出してしまうことも多々あります。そのような場合に必要とされてくるのは検査技師自身の経験やスキルです。私達検査科は検査の質の向上を目指し、様々な資格を取得しています。

当院の検査技師の所持し ている資格
  • 認定臨床化学者
  • 認定一般検査技師
  • 一級臨床検査士(臨床化学)
  • 二級臨床検査士(血液、生化、病理、免疫血清、微生物)
  • 細胞検査士(JSC,IAC)
  • 超音波検査士(消化器、体表臓器、循環器、産婦人科、泌尿器)
  • 初級遺伝子分析科学認定士
  • 生殖補助医療胚培養士
  • 認定臨床エンブリオロジスト
  • 体外受精コーディネータ
  • 検体検査(一般・血液・免疫/輸血・臨床化学・採血) :11名
  • 微生物検査:3名
  • 病理検査 :4名
  • 生理検査 :6名
  • 胎外受精室:1名

外来採血室

外来採血室では、外来患者さんの血液検査や尿検査の受付を行ない、検査のための採血を行なっています。採血は、検査技師がローテーションで行ない、毎日3~4名で対応しています。検査結果を少しでも早く臨床側へ報告できるように努力しています。

外来採血室 採血風景
外来採血室

プライバシーを考慮しパーテーションを設置、安全で適切な採血を遂行しています。

一般検査

一般検査では主に、尿や便の検査を行っています。
尿検査は主に尿定性、尿沈渣に別けられます。

尿定性

尿定性とは試験紙を用いて、尿のpH、蛋白の有無、潜血の有無等を調べる スクリーニング検査です。薬剤等の影響を受けやすいので検査担当者のスキルも必要になってきます。

尿沈渣

尿沈渣とは尿を遠心し、沈殿したものを顕微鏡にて鏡検し、尿中に出ている白血球や異型細胞、結晶、細菌等を調べる事により腎臓や尿路の機能状態を検査しています。

一般検査1 一般検査2
便潜血検査

消化管で出血をすると便中に赤血球に含まれるヘモグロビンが出現します。便潜血検査ではこれ化学法(定性)、免疫法(定量)の2種類で検査しています。それぞれの利点、欠点として化学法は口腔内から食道、胃、腸から肛門の出血まで全てを検出することができます。しかし、偽陽性が多く、食事(肉、魚、生野菜)の影響や、薬剤の影響を受けてしまいます。それに対して免疫法は、偽陽性はほとんどなく感度に優れていますが、胃より下、腸や肛門の出血しか検出できません。

血液検査

血液検査として、主に1.血球算定、2.血液像、3.凝固・線溶検査を行なっています。

これらの検査は病態を捉えるのに必要な検査であるため、一部を除き診察前に診療科へ報告しています。

1.血球算定(血算)
血液検査

血液中の赤血球、白血球、血小板の数を自動分析装置を使って測定しています。

項 目検査の説明
赤血球数 RBC 赤血球の数が減ると酸素の運搬能力が減り、貧血を起こす
ヘモグロビン Hb 赤血球の中にある血色素で、酸素を運ぶ役割がある
ヘマトクリット 血液中の赤血球が占める割合を表す
白血球数 WBC 細菌やウイルスなどの感染を防ぐ役割がある
血小板数 tdLT 出血したときに血液を固まらせる役割がある
2.血液像

血算の結果をさらに詳しく調べるために、赤血球、白血球、血小板の大きさや形を顕微鏡で観察します。また、白血球を分類することで病態を把握するのに役立ちます。

項 目検査の説明
好虫球
好中球 Seg.
細菌による感染や炎症などで増加する
リンパ球
リンパ球 Lym.
抗体を産生したり、細菌やウイルスを記憶する
単球
単球 Mono.
病原菌や異物を貪食する役割がある
好酸球
好酸球 Eos.
アレルギー性疾患に感染すると増加する
好塩基球
好塩基球 Baso.
ヒスタミンなどを含み、アレルギー反応に関与する
3.凝固・線溶検査

血液中にある血液を凝固させる成分や、固まった血液を溶かす成分の働きについて自動分析機により検査します。手術前の検査として行なわれたり、ワーファリンなどの薬剤の治療モニタリングとして検査しています。

血液検査2

生化学

生化学検査では患者さんの血液から体の機能や、血液成分の検査などを行っています。疲れた時などでも値は変動しますので基準値外だからといって必ずしも病気という訳ではありません。

生化学検査機 生化学
肝機能検査
項 目検査の説明
γ-GT 主に肝臓や胆管系の病気で上昇します。また、お酒の飲みすぎの場合はγ-GTのみが上昇することが多いです。
AST 心筋や肝臓に多く含まれている酵素です。
ALT 主に肝臓に含まれている酵素で、肝臓の病気ではASTよりも鋭敏に上昇します。
総ビリルビン 肝臓や胆管の異常で上昇します。血中濃度が上がると肌が黄色くなる黄疸が見られます。
腎機能検査
項 目検査の説明
尿酸 UA プリン体の分解産物で豆類や肉類ばかりを食べていると高くなります。高値になると通風や尿路結石等の原因となります。
尿素窒素 UN 蛋白質の分解産物です。腎臓の機能が低下すると血中濃度が上昇します。
クレアチニン CRE 体内の最終産物で通常は腎から尿中へ排出されます。しかし腎機能が低下すると血中へ戻ってしまい上昇します。
電解質検査
項 目検査の説明
ナトリウム Na 重要な電解質で体内の塩基平衡、浸透圧等を調整しています。
カリウム K こちらも重要な電解質で塩基平衡や神経の興奮などに関わっています。
クロール Cl Naと共に体内の塩基平衡、浸透圧に関係しています。
脂質代謝検査
項 目検査の説明
総コレステロール TC 多すぎると動脈硬化などを引き起こし、少なすぎると体内のホルモンバランスが崩れたりします。食事の影響で変動します。
中性脂肪 TG 体内の貯蔵エネルギーです。なくてはならない物ですが貯蔵しすぎると脂肪肝や肥満へと繋がってしまいます。
HDL 善玉コレステロールと言われるものです。血中の余分なコレステロールを肝臓へ運んでくれます。
LDL 悪玉コレステロールと言われ、こちらは肝臓のコレステロールを末梢組織に運ぶ機能があります。その為多すぎると動脈硬化などを引き起こします。
他項目
項 目検査の説明
CRP 炎症に反応する蛋白です。体内のどこかで炎症が起こった場合や感染症の時に上昇します。

免疫血清・輸血検査

免疫血清検査機

免疫血清検査では抗原抗体反応(免疫反応)の特異性を利用して、梅毒やウィルス肝炎などの感染症(HBV、HCV、HIVなど)や自己免疫疾患などに関する検査などを行なっています。

輸血検査では血液型(ABO式、Rh式)を始め、輸血を安全に行なう為の交差試験、さらには不規則抗体同定や適合血供給のための検査を行っています。

1.感染症検査

ヒトが細菌やウイルスに感染すると、血液中に抗体という抗原に特異的に反応するタンパクが作られます。そのため、血液中の抗原や抗体の量を測定することで、細菌やウイルスに感染したかどうか確認することができます。当院では主に梅毒・肝炎ウィルス(B型・C型など)やHIVウイルス検査などを行っています。

2.自己免疫検査

通常、体内には自分自身の組織や細胞と特異的に結合するような抗体は存在しませんが、膠原病やリウマチなどの自己免疫疾患では、『自己抗体』と呼ばれる自己の組織に結合する抗体が体内に存在し、自己の組織障害を起こします。それら自己免疫検査として、抗核抗体(細胞の核に対する抗体の存在を確認する検査)やリウマトイド因子(慢性関節リウマチなどで検出される自己抗体)の測定などがあります。

3.輸血検査

血液型検査では、ABO式あるいはRh式血液型検査を主に検査しています。また、輸血を安全に行なうために、患者さんの血液と輸血する血液を混ぜ合わせて反応させ、輸血に適した血液かどうかを調べる交差適合試験や、輸血の副作用を生じさせる可能性のある抗体を検出する不規則抗体スクリーニング検査なども行なっています。

感染症検査1 感染症検査2

微生物検査

当院微生物検査室では主に、細菌、ウイルス、寄生虫について検査を行っています。検査の流れとして、「検体の採取→塗抹染色検査、培地での培養→病原菌の同定、薬剤感受性→Dr」への報告となっています

一般細菌検査の流れ
1.検体(1日目)

痰、咽頭、鼻腔粘液、尿、便、耳漏、血液、髄液、胸水、膿など他にも様々な検体があります。

2.塗抹検査(1日目)

目的菌・材料にあわせた染色で菌を染め、菌の推定を行います。グラム染色・チールネールゼン、蛍光染色、墨汁染色等。

塗抹検査 クリプトコッカス
3.培養検査(1日目)
培養検査

検体・目的菌に応じた様々な培地を使用し、人の体温と同じ37℃の環境で菌の培養を試みます。

4.同定検査(2~3日目)

培地に発育した菌塊(コロニー)から病原菌のみを選択し、様々な生化学試験を用いて菌の同定を行います。それと同時にどの薬剤を投与すれば効果があるかを調べる為に薬剤感受性も行います。

報告(3~5日目)

全ての病原菌の同定・感受性が終了したら報告書にてDrへ報告となります。
また菌量が少なかったり、多数の菌が混ざり合って発育してしまった場合は再度分離培養を行う必要があるので報告までの時間が延びてしまう場合もあります

ウイルス検査

インフルエンザやアデノウイルス、ロタウイルス等は簡易検査を行っています。咽頭拭い液や鼻腔粘液を採取して頂いてから20~30分程で結果が出ます。

結核検査

当院の結核検査は塗抹、培養検査の他にも、結核菌のDNAを検出するPCR検査も行っています。また、結核菌の培養には時間がかかり最長8週間程必要となります。

結核菌1 結核菌2

病理検査

病理検査は、病変部の組織を採取し、良性・悪性の診断を目的とした病理組織検査と少量の細胞採取で主に癌細胞の有無を調べる細胞診検査に分けられます。

1.病理組織検査

手術や内視鏡検査、解剖により採取された検体(臓器)を、ホルマリン固定・パラフィンで固めたのち、厚さ3/1000 mm程度に薄く切り、目的に応じた染色を行なって病理組織標本とします。この標本を病理医が顕微鏡で観察して良性か悪性かの診断を行ないます。また、手術中にすぐに病理組織学的情報を知りたいときに行われる術中迅速診検査があります。

生の状態(未固定)の検体を流動性のある物質に埋め込み、急速に冷凍します。凍結したブロックは -25℃の小さなスペースの中で薄く削り、標本を作製します。これを病理医が観察し、病変部が取りきれているか、がんの転移があるかなどを確認します。これによって外科医は適切な手術を行なうことができます。

2.細胞診検査

細胞の形態を顕微鏡で観察し、病気の有無や状態を判断する検査で、スライドグラス上に乗せた細胞に、パパニコロウ染色やギムザ染色などの染色を施し、顕微鏡で詳しくみて、細胞検査士の資格を持った臨床検査技師が異常細胞の有無を観察し、最終的に病理医が確認することで行なわれます。

パパニコロウ染色
細胞診検査1 細胞診検査2
子宮頸部の細胞
(HPV感染による軽度の異形成あり)
子宮頸部の細胞
(扁平上皮がんの疑い)

生理機能検査

心電図検査

心臓の電気刺激を波形として捉え診断する検査です。
心筋梗塞、不整脈など心臓の検査に用いられます。

心電図検査 心電図
トレッドミル負荷心電図検査
ランニングマシーン

日常生活の中で少し動いたりすると胸痛がする方は安静時の心電図では何も検出できません。その為この検査では心電図、血圧を測りながらベルトコンベアの上歩いて頂き、徐々に速度と傾斜を上げていきます。目標心拍数に達するか心電図等に変化が現れた時点で終了となります。

24時間ホルター型心電図検査

持ち運びできる心電図です。通常の心電図では数十秒程度の波形しか測定できません。その為日常生活中の心電図を測定する為、体に機器をつけ24時間過ごして頂きます。

心臓・腹部・乳腺等の超音波検査

人には聞こえない高周波数の超音波を用いて、臓器の形や機能を調べる検査です。放射線ではありませんので体に害を与えることなく妊婦さんや子供でも行えます。

超音波検査1 超音波検査2
肺機能検査
肺機能検査

肺活量や肺拡散能力等の肺の機能を調べる検査です。こちらは患者さんに協力をして頂かないと正確に測定できないので説明をしながら検査していきます。

脳波検査

脳の機能や脳腫瘍等の検査です。頭に電極を付け、ベッドに横になって頂きます。その状態で光や過呼吸等の刺激を与え測定します。睡眠中のデータでも有効ですので眠ってしまっても大丈夫です。

脳波検査装置 脳波検査装置
尿素呼気試験

ピロリ菌の検査です。専用の袋に薬を飲む前と後に息を吹き込んで頂くだけの検査です。

眼底写真

眼球奥の血管を撮影し目の病気や糖尿病の診断に用いられます。

筋電図検査

手や足に電気信号が伝わっているか調べる検査です。電気を流しますので多少痛みを伴います。

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