病理診断科

医師紹介

氏名出身大学
卒年
役職認定医・専門医専門領域
橋口 明典 慶應義塾大学 非常勤 日本病理学会病理専門医 腎病理
林 雄一郎 防衛医科大学 非常勤 日本病理学会病理専門医
日本細胞学会専門医
肺・縦隔病理
島田 修 長崎大学 非常勤 日本病理学会病理専門医
日本細胞学会専門医
病理全般
小川 史洋 埼玉医科大学 非常勤 日本病理学会病理専門医
日本細胞学会専門医
皮膚病理
角谷 亜紀 滋賀医科大学 非常勤 日本病理学会病理専門医
日本細胞学会専門医
病理全般
前原 純樹 九州大学 非常勤    

(2018/12/11 更新)

診療科紹介

病理診断科では、現在、非常勤医師6名により、病理組織診、細胞診、病理解剖といった診断業務を行っています。通常の診断業務に加えて、病院内での腎、呼吸器、消化器等の各種カンファレンスやCancer boardに、病理医として参加し、患者の皆さんの治療方針の決定に関与しています。

また、当院では、近年の病理医不足に対処すべく、慶應義塾大学病理学教室との間に遠隔病理診断システムを導入し、より良い病理診断を行うための連携を深めています。

* 日本病理学会研修登録施設
* 日本臨床細胞学会認定施設

主な実績

近年の診断実績は以下通りです
2013年
組織診4,205件(術中迅速組織診95件を含む)
細胞診4,620件 病理解剖 11件
2014年
組織診4,249件(術中迅速組織診90件を含む)
細胞診4,435件 病理解剖 10件
2015年
組織診4,680件(術中迅速組織診113件を含む)
細胞診4,411件 病理解剖 11件
2016年
組織診5,066件(術中迅速組織診138件を含む)
細胞診4,438件 病理解剖 9件
2017年
組織診5,155件(術中迅速組織診118件を含む)
細胞診4,402件 病理解剖 12件

患者さんへ

 一般の皆さんは、「病理診断」という言葉になじみが薄く、実際、「病理医」というのがどのような仕事をしているのか、具体的に想像できないかと思います。

「病理診断」という行為は、「病理学」という学問で得られた知識を、実際に医療の現場(臨床)に応用することです。診療の現場に科学的な根拠を与える行為といっても過言ではありません。

 私たちの体は何十兆という細胞からできています。19世紀のドイツの病理学者ルドルフ・ウィルヒョウは、病気というのは、このような細胞の異常によって起こるとして「細胞病理学」という概念を唱えました。近代病理学はこれを基礎に、実際の細胞を観察することによって、病気のメカニズムを明らかにしてきました。

 病理医は、実際に患者の皆さんから採取された組織を顕微鏡で観察し、細胞達がどのような異常をきたし、組織にどのような変化が起こっているのかを見極め、患者さんにどのような病気が起こっているのか推定し、病理診断を行います。

 病理診断で、一般の皆様に最もよく知られているのは、「腫瘍が『良性』か『悪性』かどうかを判断する」ことだと思われますが、病理診断はこのような腫瘍の診断のみならず、肝炎や腸炎、腎炎といった炎症性疾患や、様々な代謝性疾患など、病気の広い範囲にわたっています。

 腫瘍であれば、それが良性か悪性なのか調べるだけでなく、どのような腫瘍なのか、悪性度はどの程度なのか、特定の薬に効くのか、効かないのかなどを調べたり、摘出された腫瘍であれば、それがどの程度広がっているのかなどを観察し、臨床医や患者さんが、今後の治療を一緒に考えていく上で、重要な情報を提供します。

正確な病理診断が、よりよい医療の実践に寄与しているということを頭の片隅にでも置いていただければ幸いです。

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