病院長挨拶

病院長挨拶

佐野厚生総合病院 院長 村上 円人

佐野厚生農業協同組合連合会佐野厚生総合病院 病院長村上 円人

 佐野厚生総合病院は、1937年に開院した歴史と伝統のある531床の二次救急病院です。病院長を拝命してから8年目を迎えますが、赴任時の深刻な医師および看護師不足は大幅に改善し、世代交代が順調に進んでおります。佐野市で唯一の二次救急輪番病院として救急診療を支え、感染症では第二種感染症指定医療機関、重点医療機関として新型コロナ感染症では2020年2月にクルーズ船患者を栃木県に先駆けて受け入れてから、その収束へ向けて病院を挙げて奮闘いたしました。2022年度に災害拠点病院指定、ケアミックス型病院から急性期病院への転換と急性期病床増床をいたしました。2023年度には病院理念を『地域に寄り添い、信頼される病院』に改め、2024年度にはへき地医療拠点病院指定、能登半島地震ではDMATが出動するなど、5疾病6事業をやりきる理念と使命感を持つ、地域の中核病院として成長を続けております。


 佐野市内の主要な医療機関で病床縮小が続く中、本年度は、回復期リハビリテーション病棟および救急病床を新設し、地域完結型医療の一助となることを目指します。地域医療支援病院、紹介受診重点医療機関として、今後も「断らない救急」と「紹介患者優先診療」を基本に、医師会・行政との連携を深めて、紹介および逆紹介の向上をめざしてまいります。


 そしてイノベーションによる最新の高度医療の導入に努めております。泌尿器科および呼吸器外科におけるダビンチ・ロボット手術、循環器内科における心臓カテーテルアブレーション(経皮的心筋焼却術)による不整脈治療、消化器内科における内視診断および治療、耳鼻咽喉・頭頸部外科における声帯内注入術や嚥下機能改善手術等が挙げられます。また、腎臓内分泌代謝内科や呼吸器内科では、佐野地域のみならず広域から専門的医療を要する様々な患者を受け入れております。

 周産期センターにおいては産婦人科医を小児科医、糖尿病専門医、腎臓専門医がサポートする環境を整えております。糖尿病センターでは、入院患者の糖尿病管理を横断的に行い診療の質の向上に努めております。なお、本年度は整形外科の医師減員にともない、大胆なタスクシフトを行い、手術を優先した新しい診療体制へ移行するため、手術を要しない患者は実地医へお願いする流れとさせていただきます。

 「病院の要は人財」であり、人材確保および育成は当院の最大の課題です。そして職員が安心して働ける職場環境づくりと、やり甲斐を感じられる体制作りにも注力していきます。そして時代の変化や地域のニーズへの順応を重ねて、5疾病6事業を担う佐野地域の『最後の砦』として、地域から信頼され、ご支援いただける病院をめざしてまいりますので、宜しくお願い申し上げます。

 

 

佐野厚生農業協同組合連合会
佐野厚生総合病院 病院長 村上 円人
(2025年4月3日更新)

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