甲状腺とは代謝をコントロールする甲状腺ホルモンを分泌する臓器で、のど仏の下にあり、左右に分かれて気管に付着するように存在しています。
甲状腺の腫瘍は症状がほとんどなく、人間ドックや他の目的で行ったCT検査で偶然見つかることが多いです。画像検査から良性腫瘍が疑われる場合には定期的な外来通院で経過観察が可能ですが、画像検査で3cm以上を超えるもの、腫瘍が大きくなり周囲臓器に影響がある場合、経過とともに増大する充実性結節、頸部のリンパ節が腫れている時などは悪性が否定できないので手術が必要です
細胞の検査などで悪性とわかっている時も手術の適応となります。手術時間の目安は、片葉切除術では2時間程度で、入院期間は1週間です。
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