慢性腎臓病(CKD)

慢性腎臓病(CKD)

慢性腎臓病(CKD)とは

CKD(慢性腎臓病)とは、腎臓の障害(蛋白尿など)、もしくは血液検査でeGFR(糸球体濾過率)が60 mL/分/1.73m2 未満の腎機能低下が3カ月以上持続する状態です。わが国のCKD患者さんは2,000万人に達しているといわれています。成人の5人に1人が CKDであり、CKDは21世紀に出現した新たな国民病です。CKDは進行すると腎不全となり透析療法が必要になります。

なぜ慢性腎臓病(CKD)なのか?

  • CKD は心筋梗塞や脳卒中になる危険が高いため、治療介入が必要です
  • 放置すると透析が必要となるため、早期診断および早期治療を行い、透にならないための治療が必要です
  • 糖尿病、高血圧などの生活習慣病が原因でCKDになる人が多いため、生活習慣病への早期介入が必要です

慢性腎臓病(CKD)の地域連携について

佐野市には、推定で2万人以上のCKD患者がおります。このように多くのCKD患者さんの診療は、当院の腎臓専門医のみではできません。そこで、かかりつけ医との連携が必要となります。当院では、佐野市医師会、足利市医師会、そして近隣の透析クリニックと継続的に勉強会を行い地域での慢性腎臓病(CKD)の診療の分担(紹介・逆紹介、二人主治医制)に取り組んでおります。

CKD地域連携パス

腎臓内分泌代謝内科

なにかお探しですか?(よく見られるページやフリーワード検索、診療時間などはこちらをクリックください)