放射線治療科

外来担当医表

 
予約午前            
午後   白井   大野 尾池  

医師紹介

氏名出身大学
卒年
役職認定医・専門医専門領域
大野 達也 群馬大学 非常勤 放射線治療専門医、
がん治療認定医、
日本医学放射線学会研修指導者
第1種放射線取扱主任者
治療全般
白井 克幸 群馬大学 非常勤 放射線治療専門医、
がん治療認定医、
日本医学放射線学会研修指導者
治療全般
尾池 貴洋 群馬大学 非常勤 放射線治療専門医 治療全般
若月 優 群馬大学 非常勤 放射線治療専門医、
がん治療認定医、
日本医学放射線学会研修指導者
治療全般
赤羽 佳子 秋田大学 非常勤 放射線治療専門医
がん治療認定医、
日本医学放射線学会研修指導者
治療全般
星 章彦 東北大学 非常勤 放射線治療専門医、
がん治療認定医、
第1種放射線取扱主任者
頭部定位 放射線治療

診療科紹介

<中枢神経系腫瘍>
  脳や脊髄の腫瘍に対しては、機能を保ちながら治療することが重要です。脳や脊髄の腫瘍にはたくさんの種類がありますが、多くの場合、手術のあとに放射線治療を行います。また、化学療法を併用することもあります。
<頭頸部腫瘍>
 頭頸部腫瘍の治療には、形態と機能の温存が重要です。早期癌では、放射線治療でも手術でも治癒率に大きな差はありません。放射線治療は6~7週の外部照射で治療することがほとんどです。また、化学療法と一緒に放射線治療を行うこともあります。
<肺・縦隔腫瘍>
 肺癌では6~7週の放射線治療が行われます。放射線治療の効果を良くするために化学療法を併用して治療を行うこともあります。I期の肺癌に対しては定位放射線治療という、病巣への線量を集中させ約1週間で照射が終了する治療への紹介や、I期、III期の非小細胞肺癌に対しては重粒子線治療も適応となる場合があり、速やかに紹介することも可能です。
<消化器癌>
 食道癌では外部照射に加え、放射線治療と化学療法を組み合わせた治療を行うことがあります。照射の副作用で飲み込みづらさが出ることがあるので、薬を使用など症状に注意しながら治療を進めます。
肝臓癌、膵癌、直腸癌術後再発に対しては重粒子線治療への紹介も可能です。
<乳癌>
 乳房温存手術後には再発率を下げるために放射線治療を加える事が推奨されています。抗がん剤やホルモン剤との組み合わせで治療することが多いため、乳腺外科・担当医と相談しながら治療を進めます。
<泌尿生殖器腫瘍>
 前立腺癌に対しては様々な放射線治療の方法があります。当院では腫瘍に対して多門照射という簡易照射を行っています。強度変調放射線治療(IMRT)などの外部照射や、永久挿入療法などの小線源治療、重粒子線治療への紹介も可能です。 <造血器腫瘍>
 悪性リンパ腫では、化学療法で治療されることが多いですが、比較的良性の悪性リンパ腫では、放射線治療単独で治療することがあります。
<その他、対症療法、良性疾患など>
 がんの骨への転移による痛みやしびれなどの神経症状は、放射線治療により改善できる症状です。特に、骨への転移に対する疼痛の緩和は80-90%で得られます。脳転移による麻痺やけいれんなどの神経症状、胸部の腫瘍による上大静脈症候群などの症状緩和も放射線治療の適応です。

我が国の死亡原因の第1位は悪性新生物(がん)であり、肺がんがそのなかでもっとも死亡数多いがんです。かつて癌の代名詞は胃がんでしたが、平成10年以来、死亡数第1位は肺がんがとってかわっています。現在では年間10万人近くの方が肺がんに罹り、7万人以上の方が命を落としています。その数はこの20年間で3倍にも急増しています。このように、肺がんは私たちの健康を蝕み、命を脅かすもっとも怖い病気ですが、薬物療法の効果は低く、その治療は、早期発見による手術が最も効果的な方法です。

基本方針

放射線治療の最大の利点は機能温存が可能な点であり、病気を治すとともにQOLを保つことにあります。
放射線治療技術は、今なお発展を続けており患者さんを中心とした質の高い医療の提供を継続していきます。

診療実績

2016年 診療実績(日本胸部外科学会学術調査 報告資料に基づいています)

縦隔

H29年 放射線治療実績
肺がん 43
胃がん 1
大腸がん 10
肝がん 2
乳がん 61
脳腫瘍 13
脊髄腫瘍 0
眼・眼窩腫瘍 0
 頭頚部がん 1
甲状腺がん 4
食道がん 3
縦隔腫瘍 0
中皮種 0
膵がん 0
胆道がん 1
十二指腸・小腸がん 0
腎がん 0
膀胱がん 3
副腎腫瘍 0
前立腺がん 12
精巣がん 0
その他男性生殖器がん 0
子宮がん 0
卵巣がん 2
その他女性生殖器がん 0
皮膚腫瘍 5
悪性骨軟部腫瘍 0
血液腫瘍 1
原発不明がん 1
GIST 0
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患者さんへ

がんの治療法には主に外科手術、化学療法、放射線治療の三つの柱があります。一つの方法で万能ということはなく、疾患に最適な方法を選択する必要があります。がんの種類や進行度によって選択すべき治療法は異なりますが、放射線治療は、“切らずに治す”治療法です。臓器を取らないので、形態や機能を保つことができるのが大きな特徴です。たとえば、喉頭癌(声帯の癌)の場合、声を失わないで癌を治すことが出来ます。
 当院の放射線治療の方法は身体の外から放射線を照射する外部照射法を行っております。放射線治療の最近の進歩は著しく、がんを完全に治すことを目的とする治療から、症状を和らげるための治療まで、幅広い役割を担っています。

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