呼吸器外科

外来担当医表

 
予約外
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午前   塚田
手塚
  手塚
小林
小林  
予約午後   塚田     小林  

臨床腫瘍科外 来担当医表

 
予約外
予約
午前     塚田    塚田  
予約午後         塚田  

紹介患者・救急患者などは週日、時間の許す限り診察いたします。他院より紹介となった方は外来診察日ではなくともできるだけ対応させていただきます。
診察・ご説明に時間がかかり、後の方を長時間お待たせしてしまうこともありますが、ご容赦のほどよろしくお願いいたします。

(2019/06/13 更新)

医師紹介

氏名出身大学
卒年
役職認定医・専門医専門領域
塚田 博 筑波大学
昭和58年
呼吸器外科部長
臨床腫瘍科兼化学療法センター長
呼吸器外科専門医
日本外科学会 指導医・専門医・認定医
日本胸部外科学会 認定医
日本呼吸器内視鏡学会 気管支鏡 専門医・指導医
日本CT検診学会 肺がんCT検診認定医
日本がん治療認定医機構 暫定教育医・認定医・自治医科大学 非常勤講師
 
手塚 憲志 自治医科大学
平成5年
部長 呼吸器外科専門医
日本外科学会 指導医・専門医・認定医
日本呼吸器内視鏡学会 気管支鏡 専門医・指導医
 
小林 哲也 島根大学
平成26年
医員    

(2019/07/25 更新)

診療科紹介

我が国の死亡原因の第1位は悪性新生物(がん)であり、肺がんがそのなかでもっとも死亡数多いがんです。かつて癌の代名詞は胃がんでしたが、平成10年以来、死亡数第1位は肺がんがとってかわっています。現在では年間10万人近くの方が肺がんに罹り、7万人以上の方が命を落としています。その数はこの20年間で3倍にも急増しています。このように、肺がんは私たちの健康を蝕み、命を脅かすもっとも怖い病気ですが、薬物療法の効果は低く、その治療は、早期発見による手術が最も効果的な方法です。

平成20年より当院に呼吸器外科を開設いたしました。それまでは佐野地区には、呼吸器外科を専門とする医療機関がなく、肺がんの診断を受けても他の地区の病院に行って手術を受けなければなりませんでした。当院に呼吸器外科を開設できたことにより、呼吸器内科と一体となって、地域での肺がん診療(診断から治療まで)を完遂することができるようになりました。また当科を通して、自治医科大学、足利赤十字病院などとの連携を深めて診療にあたります。

当科で扱う疾患
  • 肺腫瘍(原発性肺がん、転移性肺がん など)の診断、治療
  • 気胸、のう胞性肺疾患
  • 膿胸
  • 縦隔腫瘍
  • 胸部外傷(肺挫傷、肋骨骨折、血胸など)

などの一般的な胸部・呼吸器疾患のみならず、手掌多汗症に対する外科的治療(胸腔鏡下胸部交感神経節切除術)や難治性気胸に対する気管支鏡下処置・治療(EWS気管支充填術)等の特殊な治療も積極的に行っています。

当科は日本呼吸器外科学会と日本胸部外科学会による呼吸器外科専門医合同委員会に認定された専門施設(修練施設=自治医科大学関連施設)です。

基本方針

病気を治すのは、その本人の身体と意思によるもの、と考えております。そのためにできるだけお手伝いすることが私どもの役割だと考えております。
したがって、ご病気についてはできるかぎり、ご本人にご説明いたします。診療を始めるにあたって、また治療中でも、納得、安心して過ごせるよう説明の時間を取らせていただきます。

診療実績

2016年 診療実績(日本胸部外科学会学術調査 報告資料に基づいています)

手 術総 数 89例
原発性肺がん 29例
転移性肺がん 6例
良性肺腫瘍 1例
縦隔腫瘍 4例
気胸・嚢胞性肺疾患 26例
肺疾患に対する術式原発性肺がん肺摘除 1 ( 0 )
肺葉切除 27 ( 18 )
区域切除 0 ( 0 )
部分切除 1 ( 1 )
転移性肺がん区域切除 1 ( 1 )
部分切除 5 ( 5 )
その他肺葉切除 0 ( 0 )
区域切除 0 ( 0 )
部分切除 31 ( 30 )

( )内は胸腔鏡下手術

患者さんへ

現在肺がんはがんによる死亡数の第1位となり、新聞では有名人の肺がんによる死亡記事がよく掲載されています。また、皆さんの近親者の中にも肺がんで亡くなった方が少なからずいらっしゃると思います。
肺がんは早期発見、早期治療(手術)が治療の原則です。肺がんは治療の可能な時期は無症状のまま進行することが多く、症状が出た時にはすでに手遅れとなってしまうことがとれも多いがんです。もし、あなた自身が肺がんになっていたとしても、何の症状もないから大丈夫、と安心していると、咳や痛みなどの症状が出たときには、とりかえしがつかないことになってしまいます。
肺がんから自分を守るためには、かかりつけ医、あるいは住民検診、職場健診などで、年1回のレントゲン検査を行うことが、最低限の健康管理です。

TOPICS

胸腔鏡による低侵襲手術

胸腔鏡とは直径5~10mmの細い筒状のビデオカメラです。これを肋骨の間から胸の中に挿入することにより術者の目の代わりとなって手術を行います。また、手術に用いる器械も専用のものを使っておこない、以前とは比較にならない小さな傷で肺の手術をおこなうことができます。

小さな傷は、患者への負担を小さくします。これまで体力的に手術が難しいと思われた方でも、胸腔鏡を使うことにより、手術が可能になってきました。
気胸などの良性肺疾患の手術のみならず、縦隔腫瘍や肺がんの手術にも用いられるようになり、胸部手術の低侵襲化が図られています。

標準的な肺がんの手術でも、術後1~2週間足らずで元気に退院することができます。

当科ではこの胸腔鏡手術を積極的に導入し、昨年実績においても肺癌24例中21例、肺癌以外の手術では前例胸腔鏡下手術で行いました(94.4%)

“手に汗握る” 手掌多汗症のはなし

“手に汗握る”人は興奮したり、緊張したりすると手にしっとりと汗をかきます。しかし、なかには、しっとりどころか、ちょっとした緊張でたくさん手から汗が出てしまう方がいらっしゃいます。これを手掌多汗症といいます。程度の軽い方を含めると日本人の200人に1人の割合でいるといわれ、けっして珍しいものではありません。

ハンカチが手放せない、他人と握手をするのが苦手、学生の方では、ノートや答案用紙が汗で濡れてしまう、などで、他人には言えぬ悩みをお持ちの方もいらっしゃいます。
これまで、このような悩みに対して効果的な治療法がありませんでした。患者さんも、皮膚科に行ったり、精神科の門をたたいたりしますが、満足した結果を得られずあきらめてしまうことも多かったと思われます。

最近、この手掌多汗症の治療法として、胸腔鏡下交感神経節切除術という手術が脚光を浴びてきました。発汗をつかさどる交感神経という神経を手術的に焼く、または切り取るものです。胸腔鏡という手術装置を用いることによって身体に大きな傷をつけずに、ほぼ100%に近い発汗停止効果を得ることができるようになりました。入院期間はわずか2~4日ですみ、好評を得ています。

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