呼吸器内科

外来担当医表

 
予約午前 高岡[BR] 禁煙外来[BR] (完全予約制) 井上[BR] [HR] 平野 曽田 井上(治験)[BR] [HR] 小林(慧) 平野 SAS/CPAP外来[BR] 井上/平野
午後 曽田 高岡 小林(慧)

(2020/04/01 更新)

毎週 火曜日14時より緩和ケア内科外来(担当井上:完全予約制)
毎週 月曜日9時より禁煙外来(担当井上:完全予約制)
毎週 木曜日12時より肺炎球菌ワクチン外来(担当井上:完全予約制)

医師紹介

氏名役職認定医・専門医専門領域
井上 卓 副院長兼[BR] 内科主任部長[BR] (呼吸器内科・緩和ケア内科)[BR] [BR] 内科系診療部長[BR] [BR] 院内感染対策室長[BR] 慶應義塾大学医学部[BR] 非常勤講師 日本内科学会 認定内科医・総合内科専門医[BR] 日本呼吸器学会 呼吸器専門医・指導医[BR] 日本呼吸器内視鏡学会 気管支鏡専門医・指導医[BR] 日本化学療法学会 抗菌化学療法認定医・指導医[BR] 日本感染症学会 感染症専門医・指導医[BR] 日本アレルギー学会 アレルギー専門医[BR] 日本結核病学会 結核・抗酸菌症認定医[BR] がん治療認定医[BR] 日本緩和医療学会 暫定指導医[BR] 肺癌CT検診認定医[BR] ICD(インフェクションコントロールドクター)[BR] 身体障害者福祉法指定医(肢体不自由・心臓・じん臓・呼吸器)[BR] 呼吸ケア指導士[BR] 呼吸器全般[BR]緩和ケア
平野 俊之 副部長 日本内科学会 認定内科医・総合内科専門医 呼吸器全般
小林 慧悟 医員 日本感染症学会感染症専門医[BR] 日本呼吸器学会呼吸器専門医[BR] 日本呼吸器内視鏡学会気管支鏡専門医
髙岡 初誉 医員
曽田沙世 非常勤 日本内科学会 認定内科医[BR] 獨協医科大学呼吸器・アレルギー内科所属 呼吸器全般

(2020/04/01 更新)

診療科紹介

  • 呼吸器内科では常勤医5名と非常勤医1名で診療を行っています。
  • 病院の理念にもある「協同の精神と思いやりの心」をモットーに患者さんの立場に立って、全人的に対処できるように心がけています。
  • 週一回多職種とのカンファレンスを行い、問題点や方針の共有を図ります。
  • 週一回呼吸器外科との合同カンファレンスで手術適応や手術結果についてディスカッションしています。
  • 月に一度は呼吸器外科および病理との合同カンファレンスも行い、臨床と病理の検討も行っています。
  • 佐野地域における肺癌、呼吸器感染症、気管支喘息、COPD、びまん性肺疾患、喀血、気胸などあらゆる呼吸器疾患に対処できるように日々鋭意努力しているところです。

基本方針

肺 癌

今後ますます増加してくる肺癌については呼吸器外科との良好な連携を通じて、手術できるものは速やかに手術に進めるようにし、手術適応でない症例は化学療法、放射線治療、緩和的治療を組み合わせ、個々の患者さんに応じた最適な治療を心がけています。最近の分子標的薬や免疫療法などの進歩は目覚ましく、最新の化学療法にも対応できるように診療にあたっています。また、慶應義塾大学や獨協医科大学との臨床研究にも参加しております。さらに、部長の井上は院内緩和ケアチームの身体症状のリーダーでもあり、がん患者さんの早期からの緩和ケアにも力を入れています。

悪性中皮腫

呼吸器外科と連携して、胸腔鏡下生検で診断を確定し、手術不能な場合はPS0-2であればCDDP(シスプラチン)+PEM(ペメトレキセド)による化学療法を行います。また二次治療では免疫チェックポイント阻害剤であるニボルマブを積極的に用いて治療を行う方針です。
ただし、治療の適応は患者さんのご希望をよくうかがった上で、多職種で検討して方針を決めていくように心がけています。

呼吸器感染症

出来る限り起因菌を同定すべく、検査科と協力してグラム染色やチールニールセン染色などを至急検査し、尿中抗原なども参考に治療に当たっています。PK/PD理論に基づき、適切な抗菌薬治療を行っています。喀痰塗沫陽性結核患者についてはNHO宇都宮病院など結核専門病院へ紹介させていただきます。最近、増加傾向である非結核性抗酸菌症についてもガイドラインを参考に加療いたします。

気管支喘息

ガイドラインに沿って吸入ステロイドを中心に治療を行い、可能な人ではピークフローメーターと喘息日誌を導入して自己管理ができるように指導しています。
 平成27年4月からは呼気一酸化窒素(NO)測定も可能となり、気管支喘息診療の補助として検査を行っています。
また、薬剤部と連携して吸入指導も行っています。平成29年4月より当院は院外処方に変更になったため、地域の保険薬局さんと吸入療法の連携を進めています。さらに、中等度以上の発作では緊急入院にも対応します。
 近年、相次いで発売された新しい抗体製剤(ゾレア、ヌーカラ、ファセンラ、デュピクセント)についても適応があれば積極的に導入しています。

COPD

気管支喘息と同様に気管支拡張剤の吸入指導連携に加えて、適応のある症例では包括的な呼吸リハビリテーションを栄養課、リハビリ科、看護科、薬剤部と共同で行っています。慢性呼吸不全患者には在宅酸素療法や在宅NPPVも導入しています。

びまん性肺疾患

特発性間質性肺炎、膠原病に伴う肺病変、サルコイドーシス、好酸球性肺炎、過敏性肺臓炎など多彩な疾患が含まれますが、病歴やHRCTなどの画像診断を中心に診断をしぼり、診断確定や鑑別診断のため気管支鏡下BAL・TBLBを積極的に施行して治療の一助にしています。呼吸器外科と連携してVATS下肺生検による病理診断を行うこともあります。特発性肺線維症については抗線維化薬(ピルフェニドン)や低分子チロシンキナーゼ阻害剤(ニンデタニブ)も積極的に導入しています。その他の間質性肺炎に対しては必要に応じてステロイド、免疫抑制剤のほかに抗線維化薬も症例によっては導入しています。

喀 血

緊急で止血が必要な場合も放射線科の協力の下、気管支動脈塞栓術を速やかに施行しています。呼吸器外科と共同で気管支充填術を行うこともあります。また、症例によっては手術を依頼することもあります。

睡眠時無呼吸症候群

外来で簡易型モニターを用いてスクリーニングして、必要な症例は一泊入院でポリソムノグラフィーを行い、CPAPを導入します。ただ、人員不足のためマニュアル解析やマニュアルアテンダントができないのが現状です。

禁煙外来

禁煙治療も外来で看護科と共同で行っています(保険診療)。ニコチンパッチやチャンピックス内服により、禁煙をサポートいたします。予約制ですので、病院へお問い合わせください。

気 胸

気胸に関しては呼吸器外科が中心に診療に当たりますが、内科でトロッカーを挿入して加療する場合もあります。

その他

病院全体のICUがないので、重症の呼吸管理が必要となった場合、病棟内のハイケアユニットで呼吸器管理を行っています。挿管・気管切開の人工呼吸器からNPPV(非侵襲的陽圧換気療法)も含めた人工呼吸器管理まで担当しております。現在、週一回、当科医師、慢性呼吸器疾患認定看護師、リハビリテーション科、臨床工学士による、人工呼吸器患者回診を行い、人工呼吸器患者さんの治療やケアを主治医とともに当たらせて頂いております。

 さらに、肺癌、慢性呼吸器疾患等で終末期を在宅で過ごしたいという希望があれば、訪問看護ステーションや往診医と連携して在宅療養の体制づくりのお手伝いをさせていただき、スムーズに在宅へ移行できるよう調整致します。

診療実績

  • 外来ではのべ月800人以上の患者さんを診察しています。
  • 入院では常時30~40人を診療しています。
  • 平成28年度の入院患者の内訳としては、のべで肺癌176例、呼吸器感染症268例、気管支喘息14例、びまん性肺疾患68例、COPD 20例でした。外来では在宅酸素療法施行例60名以上、CPAPは34名に導入しています。気管支鏡は年間190件(うちEBUS-TBNA25件)施行しました。
認定施設
  • 日本呼吸器学会認定施設
  • 日本呼吸器内視鏡学会認定施設
  • 日本緩和医療学会認定施設

患者さんへ

  1. 咳が続く、痰が多い、血痰が出た、息苦しい、最近ぜいぜいする、昼間眠くていびきがきになる、タバコをやめたい、などに当てはまる方は、ぜひ呼吸器内科外来を一度受診してください。
  2. 大学病院やがんセンターなど高次医療機関への紹介を希望される場合も遠慮せず主治医に相談してください。当院での検査結果を全て貸し出して紹介状を作成します。
  3. 逆に、大学病院やがんセンターなどで治療を受けられ、自宅近くの当院での継続加療を希望される方も、紹介状を持参の上、一度外来を受診してください。

われわれ呼吸器内科では、患者さんやご家族が満足いただけるような医療を提供するため、今後とも鋭意努力してまいりますが、医師に比して患者数が非常に多く、また、一人にかかる診療時間も長めにとる必要があります。そのため、外来の待ち時間がとても長くなっており、大変ご迷惑をおかけしております。 呼吸器内科では地域連携を進めているところですので、状態が安定した場合は、近医(開業医さん)へ連携して紹介させていただいておりますので何とぞご理解のほどお願い申し上げます。ご要望がございましたら、なんなりと病院までお知らせいただければ幸いです。よろしくお願い申し上げます。

(文責 井上)

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