リハビリテーション科
リハビリテーション科紹介
リハビリテーション科のご紹介
当院リハビリテーション科では、各病棟に専門スタッフを配置し、入院初期からリハビリテーションを提供しています。リハビリ業務は病棟内にとどまらず、以下のチーム医療にも積極的に参画しています。
- 排尿ケア回診
- 褥瘡(じょくそう)回診
- 認知症ケア回診
- NST(栄養サポートチーム)
- RST(呼吸サポートチーム)
- 整形外科リエゾン外来
スタッフは、経験年数20年以上のベテランから若手まで、幅広い世代が活躍しています。教育体制としては「クリニカルラダー制度」を導入し、経験やスキルに応じた段階的な研修を行っています。
スタッフ
- 理学療法士:22名
- 作業療法士:13名
- 言語聴覚士:2名
-
各種保有資格・受講修了者
(公社)日本理学療法士協会 生活環境支援系専門理学療法士 1名 (公社)日本理学療法士協会 呼吸認定理学療法士
1名 (公社)日本理学療法士協会 登録理学療法士
12名 (公社)日本理学療法士協会 指定管理者(初級)
2名 (公社)3学会合同呼吸療法認定士
7名 臨床実習指導者講習会修了
19名 地域包括ケア推進リーダー
2名 心臓リハビリテーション指導士
2名 がんのリハビリテーション研修修了者
8名 日本糖尿病療養指導士
1名 栃木県糖尿病療養指導士
3名 介護支援専門員
1名 SW-test 講習修了者
1名 福祉住環境コーディネーター2級
6名 介護職員初任者研修終了
1名 介護予防推進リーダー
2名 腎臓リハビリテーションガイドライン講習会 修了者
5名 健康運動実践指導士
1名
施設基準
以下のリハビリテーション料の施設基準を取得しています。
- 脳血管疾患等リハビリテーション料 (Ⅰ)
- 廃用症候群リハビリテーション料 (Ⅰ)
- 運動器リハビリテーション料 (Ⅰ)
- 呼吸器リハビリテーション料 (Ⅰ)
- 心大血管リハビリテーション料 (Ⅰ)
- がん患者リハビリテーション料 (Ⅰ)
理学療法(PT:Physical Therapy)
寝返り・起き上がり・歩行といった基本的な動作を中心に、必要な筋力や関節の可動域を向上させることを目指します。
急性期から介入し、家庭復帰・社会復帰に向けた日常生活動作の訓練を行っています。



作業療法(OT:Occupational Therapy)
食事・更衣・入浴・トイレ動作など、日常生活に必要な、具体的な活動を想定しながら訓練を行います。浴室やキッチン、和室などの設備を活用し、患者様の生活環境に近い条件で早期から練習を開始しています。


言語聴覚療法(ST:Speech Therapy)
失語症・構音障害・高次脳機能障害のある方に対して、個別に練習や指導を行っています。また、摂食・嚥下障害のある方には、姿勢調整や食物形態の工夫を行い、嚥下訓練を実施。病棟スタッフと連携を取りながら、必要に応じて嚥下造影検査(VF)や嚥下内視鏡検査(VE)を用いた評価を行っています。摂食嚥下学会での発表も行っており、この分野に特に力を入れています。さらに、補聴器外来など幅広い分野にも対応しています。


診療実績
2025.6.25